浦島太郎の伝説も。木曽八景のひとつ「寝覚の床」

中山道・木曽路の上松町。新緑のこの季節にオススメなのは、浦島太郎が目覚めたと伝えられる「寝覚の床」。木曽八景のひとつ「寝覚の夜雨」で詠まれた絶景が楽しめます。

N寝覚の床

寝覚の床美術公園から床岩のほうへ少し進んだ場所からの眺め。目線の高さに奇岩が迫るような光景に圧倒されます。

まるで大きな箱を並べ、積み上げたかのような奇岩が切り立つ、木曽川沿い一帯南北約1kmのエリアが「寝覚の床」です。この辺りは花崗岩(かこうがん)地帯のため、長年にわたって木曽川の流れがその地形を削ったことで、このような造形をもたらしました。

N寝覚の床2

寝覚の床には降り立つことができるので、奇岩群を肌で体感するのも醍醐味。

「寝覚の床」という呼び名は、浦島太郎の伝説に由来します。竜宮城から現世に戻った浦島太郎がこの風景を気に入って住みつきました。ある日、竜宮城から持ち帰った玉手箱を開いてしまい300歳に。今までの出来事が「夢」で、それから目が覚めたように思われたことから、この里を「寝覚」、床のような形の岩なので「床」、すなわち「寝覚の床」と呼ぶようになりました。浦島太郎は嘆き悲しみ、姿を消した「寝覚の床」には竜宮城から持ち帰った弁財天の像が残されていたので、臨川寺を建立して弔ったといわれています。

みずみずしい山の緑と川面のエメラルド色が絶妙にマッチするこの新緑の季節がオススメです。

寝覚の床

電話番号:0264-52-1133(上松町観光協会)
住所:長野県木曽郡上松町上松1704
アクセス:JR上松駅よりバスで5分、中央自動車道伊那IC・中津川ICより車で約1時間
駐車場:80台(町営駐車場)