富士山の伏流水により作られた 世界遺産の神聖な名瀑

N白糸の滝4メイン

季節を問わず水量が多く、年間を通じて水温12度ほどの伏流水が毎秒1.5tも流れ出す姿はダイナミックそのものです。

富士山を含む「世界遺産」の構成資産の一部でもあり、昭和11年に国の名勝および天然記念物に指定されている『白糸ノ滝』。
世界遺産認定の「信仰の対象」としての富士山の普遍的価値を証明する上で、古くから富士山を崇拝する富士講信者を中心に、多くの人々の巡礼・修行の場であったことから『白糸ノ滝』は不可欠の構成資産です。
戦国時代末から江戸時代初期に富士講の開祖とされる長谷川角行が修行を行った地と言われ、江戸を中心とした庶民の富士信仰の基礎をつくったとされています。

湾曲した岩壁から幾筋もの大小様々な水が流れ落ち、まるで白い絹糸のようです。本滝の一部を除いてそのほとんどに富士山の伏流水が流れています。高さは約20m、幅は日本最大級の約150mというスケールの大きさを誇り、昭和25年には「観光百選 滝の部」で1位に選ばれました。
大きな滝でありながらも上品な景観や音は女性的な美しさと優しさを感じます。ひんやりとした空気と、たっぷりのマイナスイオンに心癒される名瀑です。1年中楽しめますが、特に5月から8月のさわやかな新緑や秋の見事な紅葉は必見です。滝つぼに日光がさす午前中は虹が架かることも!
ビューポイントは、階段上の二か所の展望スペース。滝全体が見渡せて、天気の良い日は背後に富士山の姿を見ることができます。そして、100段ほどの階段を降りて滝つぼに行けば、幅150mほどの湾曲した絶景が楽しめます。

近くには『白糸ノ滝』と対照的に勇壮な『音止の滝』(高さ25m)が水しぶきをあげ轟音をとどろかせています。
駐車場から徒歩約5分で『音止の滝』、そこからさらに約5分歩けば『白糸ノ滝』に着きます。

N白糸の滝2

秋の『白糸ノ滝』

秋は紅葉が滝の美しさに彩りを加えます。無数の白い絹糸が岩壁にかかっているように見える様子は、まさに『白糸ノ滝』の名にふさわしく見るものを圧倒させます。天気の良い日は背後に富士山の姿を見ることができます。

白糸の滝(しらいとのたき)

電話番号:0544-27-5240(富士宮市観光協会)
住所:静岡県富士宮市上井出
営業時間:終日開放(駐車場8:30~17:00)
アクセス:東名高速道路富士ICまたは、新東名高速道路新富士ICより車で約30分、
JR富士宮駅から富士急静岡バスで約30分
駐車場:乗用車105台(¥500)、バイク10台(¥200)