峠を越えゆっくり降りてくる大量の朝霧は季節の到来を感じる風物詩

風伝おろしメイン

なだらかに続く棚田と切り立った山々に囲まれ、日本の懐かしい山里の風景を残す三重県御浜町尾呂志(おろし)地区。

この集落で、秋から春、特に秋から冬にかけての寒暖の差が激しい朝、大量の朝霧(さぎり)がゆっくりと這うように峠から降りてくる、神秘的な風景を見ることができます。

「風伝おろし」と呼ばれるこの現象は、山の向こう側の盆地で発生した雲海が熊野古道・風伝峠を越え、麓の尾呂志地区に流れ落ちてきたもの。真っ白な朝霧が山から流れ込む様子はドラマティックで、地元では季節の移り変わりを告げる光景として知られています。

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運が良ければ、月に照らされた夜霧が見えることもあるそう。

秋冬(10~12月)、春先(3~5月)の寒暖の差があるほど濃い霧が発生し、濃い霧がまるで生き物のように山越えして、里に流れ込んでくるとても壮大な景観。ただし上記の条件が揃っても、気象条件によりいつでも見られるとは限らないとのこと。

オススメシーズン
10月~5月頃
初秋から春先(10~5月頃)にかけて、雨上がりの天気の良い午前中(明方~9:00頃まで)に多く見られます。

さぎりの里

さぎりの里直売場

 ビューポイント
御浜町上野(うわの)「旧尾呂志」地区の国道311号沿いにある、『さぎりの里直売場』付近から見る景観が素晴らしいです。

『さぎりの里直売場』では、地元の新鮮な野菜などが購入できます。
店名は、後方にある風伝峠から流れる壮大な朝霧(さぎり)に由来しているそうです。

風伝おろし

住所:三重県南牟婁郡御浜町尾呂志地区
電話番号:05979-2-3220(みえ熊野古道商工会御浜支所)
アクセス:熊野尾鷲道路熊野大泊ICよりR42・R311経由、さぎりの里へ。車で約25分