680余年の歴史をもつ山城
風格漂う大規模の石垣に圧倒

『岩村城跡(いわむらじょうせき)』は、奈良県の「高取城」、岡山県の「備中松山城」と並ぶ日本三大山城のひとつに数えられる名城で、「日本100名城」にも選ばれています。

岩村城跡メイン修2

日本三大山城のひとつ『岩村城跡(いわむらじょうせき)』

文治元年(1185)に源頼朝の重臣・加藤影廉(かとうかげかど)により創築された『岩村城』。慶応4年(1868)までの683年間にわたり連綿として続いてきたという日本の城史上最長の歴史があります。
海抜717mという、全国の山城の中でもっとも標高の高い城で、高低差180mの地形を巧みに利用し、霧の湧き易い気象までも城造りに活かされており、別名「霧ケ城」ともよばれています。

霧に浮かぶ岩村城(佐々木康夫撮影)

岩村城は別名『霧が城』と呼ばれる。「撮影:佐々木康夫」

東曲輪サブ修

六段壁の左側の石段を上がると「東曲輪(ひがしくるわ)」が見える。

最大の見どころは、明治の廃城令により全てが取り壊された後も残された、広大な規模と形状を示す石垣。また、登城口の藩主邸跡(岩村歴史資料館前)からは城下町が一望できます。
天然地形を活かして縄張りを創り上げた、知恵深い戦国武将の気分を味わってみては。

帯曲輪(西側)サブ修

帯曲輪

岩村城太鼓櫓 (2)

太鼓櫓

木造復元された、時を知らせるための「太鼓櫓(たいこやぐら)」。同じ時の音を聞くことで、庶民と城主との絆の象徴であった。

本丸

六段壁を登った先に現れる本丸跡。

霧ヶ井戸

霧ヶ井戸

この井戸に秘蔵の蛇骨を投げ入れると、霧が立ち込め、城への襲撃を防いだという伝説が。今も絶えず湧くこの水は、岐阜の名水50選にも選ばれている。

岩村メイン

岩村城下町

岩村駅から岩村城跡までの道のりにある城下町は、岐阜県で白川村、高山に次いで国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
織田信長の叔母・おつやの方が女城主として、岩村城下を治めたことから「女城主の里」とも呼ばれています。

◆オススメシーズン 5月~11月◆
新緑の緑が映える5月以降、また紅葉と共に楽しめる10月後半から11月がベストシーズン!

◆ビューポイント◆
本丸東側にある六段壁の前、または石段を上がった先東曲輪の下から眺める石垣が絶景。午後からは逆光になるので午前中に訪れよう。

岩村城跡(いわむらじょうせき)

電話番号:0573-43-3057(岩村歴史資料館)
住所:岐阜県恵那市岩村町字城山
定休日:終日開放
アクセス:中央自動車道恵那ICより車で20分
駐車場:あり(岩村歴史資料館前)