トロッコ電車にゆられて
日本一深いV字峡谷をぶらり旅

「日本三大渓谷」の一つ『黒部峡谷』をトロッコ電車でかけぬける

豊かな自然の中、爽やかな風と共に、黒部峡谷の秘境へと誘うトロッコ電車。駅で下車して散策したり、宇奈月温泉でリラックスしたり。日本一深いV字峡谷の大自然に抱かれて、心が解き放たれるような時間を過ごしてみてはいかが?

黒部メイン

色鮮やかな山に架かる「新山彦橋 」

黒部川の上・中流域、長さ86km、標高差3000mにわたり日本一深いV字峡を刻みながら日本海に達する大峡谷『黒部峡谷』。手つかずの自然が広がり、中部山岳国立公園に指定、黒部川の地下水は「全国名水百選」に選定されている。
この壮大な自然を体感するのにおすすめなのが、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車。宇奈月(うなづき)駅を出発して終点・欅平(けやきだいら)駅まで片道約20kmの約80分楽しめるトロッコ電車旅だ。
3つのタイプがある車両のなかでも、窓のない「普通客車」は見晴しが抜群!いくつもの橋やトンネルを駆け抜ける中、ダイナミックな自然を肌で感じてみて。

◆絶景トロッコ電車の旅スタート!◆

下車できる駅は「黒薙駅」「鐘釣駅」「欅平駅」のみ。(途中下車前途無効)客車内にトイレがないので必ず乗車前に済ませておこう。

① 新山彦橋 /
宇奈月駅を出発して最初に渡る真っ赤な橋。166mと沿線で最も長く、傾斜がついているのが珍しい。

宇奈月駅より徒歩3分、駐車場の奥にある「山彦展望台」は新山彦橋を真下に望むことができ、ポスターなどにも使用される撮影スポットだ。宇奈月駅への到着時刻をチェックして、トンネルから出てくるトロッコを見よう。

②宇奈月ダム /
黒部川の洪水を防ぐため、2001年に完成した黒部峡谷で1番新しいダム。

③新柳河原発電所 /
湖に浮かぶ古城をイメージして造られたという発電所。独特の雰囲気を漂わせている。

猿専用の吊橋

④猿専用吊り橋 /
うなづき湖上15mの高さにある一本の吊り橋は、猿が対岸へ移動できるように造られた、野生の猿のための橋。

野生サル_1435

野生の猿が生息している。

仏石_1135

⑤仏石 /
石仏に似た形の天然の岩。入山者が安全を祈願していたと伝えられている。

引湯管_1155

⑥送水管 /
出平ダム~新柳河発電所へ水を送っています。

後曳橋

⑦後曳橋(あとびきばし) /
あまりの渓谷の深さに入山者が後退りしたことから名が付いたという「後曳」。高さ60mに架けられた橋はスリリング!

出六峰_1205

⑧出六峰(だしろっぽう) /
エメラルドグリーンに輝く美しいダム湖に向かって垂直に落ち込む連山。見つけにくいので注意して探して。

ゆっくり、のんびり、車窓の景色を楽しみながら進んで行くトロッコ電車。車内アナウンスで見所を解説してくれるから、外に広がる絶景を見逃さないで。
「黒薙駅」「鐘釣駅」と、終点「欅平駅」では下車もできるので、ぶらりと周辺を散策してみるのも楽しい。電車からは見られない秘境の地で、とっておきの感動に出合えるかも。

河原展望台

⑨河原展望台 /
終点の 欅平駅より急傾斜な長い階段を下りた先にある展望台。エメラルドグリーンに輝く清流と奥鐘橋、奥鐘山の景観が見事である。足湯も併設、川の音に包まれながら、心も体も癒されて。

河原展望台メイン

途中に足湯を見つけた!

⑩猿飛峡(さるとびきょう) /
欅平駅より歩いて20分、黒部川で最も川幅が狭く、猿が飛び越えたという言い伝えからその名が付いた「猿飛峡」。特別名勝・特別天然記念物に指定されたその景色は、少し歩いてでも見に行く価値あり。

◆オススメシーズン 10月下旬~11月上旬◆
運行期間終了間際、真っ赤な橋を取り囲む沿線の木々が赤や黄色に染まる。

◆ビューポイント◆
宇奈月駅から徒歩3分、駐車場の奥にある「やまびこ展望台」からは新山彦橋を走るトロッコを真上から、「やまびこ遊歩道」では目の前から見ることができる。

黒部峡谷鉄道 株式会社(くろべきょうこくてつどうかぶしきがいしゃ)

電話番号:0765-62-1011(黒部峡谷鉄道・営業センター)
住所:富山県黒部市黒部峡谷口11番地
運行日:4月中旬から11月30日まで運行
運賃:宇奈月駅~欅平駅〈往復〉大人(3420円)、6~12歳未満(1720円)
アクセス:北陸自動車道黒部ICより車で約20分
駐車場:350台(900円/1日)
※途中下車無効、普通車両以外は車両券(有料)が別途必要

関連リンク

http://www.kurotetu.co.jp/